ドコモ光ONU返却の全手順!未返却の違約金とキット未着の罠を解説
ドコモ光の解約や引っ越し、他社光コラボへの乗り換え時、多くの契約者が直面するのが「光回線終端装置(ONU)やモデムの返却手続き」におけるトラブルです。「解約したのに返却キットが届かない」「どこに送ればいいのか分からない」「ルーターを間違えてNTTに送ってしまった」といった混乱が、通信関連の相談窓口やSNSで後を絶ちません。
NTT東日本・NTT西日本の設備構造やプロバイダごとの契約形態が複雑に絡み合うため、正しい手順を踏まないと数千円から数万円規模の「未返却違約金(機器損害金)」が請求されるリスクがあります。本稿では、スムーズに機器を返却して余計な出費を確実に防ぐための最新ルールと現場の実態を網羅して解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ONU(光回線終端装置)はNTTへ、Wi-Fiルーターは契約プロバイダへ返却する「送付先の分離」が鉄則。
- 要点2:返却キットは解約申込み後、通常1週間前後で届くが、撤去工事がある場合や事業者変更時は発送されないケースがある。
- 要点3:返却期限(解約後おおむね1〜2週間)を超過して放置すると高額な未返却機器損害金が請求されるため迅速な着払い返送が必須。
【解約手続きの流れ】ドコモ光の機器返却で絶対に間違えてはいけない基本ルール
ドコモ光の解約に伴う機器返却では、まずドコモ光の解約手続き全体の流れを把握し、自分が手元に持っている機器の「所有権」がどこにあるかを切り分ける必要があります。
ドコモ光を解約する際、窓口(ドコモショップ、WEBのMy docomo、またはドコモ インフォメーションセンター)で解約を申し込むと、ドコモからNTT東西および利用中のプロバイダへ解約情報が連携されます。ここで最も注意すべきは、自宅にある通信機器が単一の窓口から送られてきたものではないという構造的盲点です。
壁の光コンセントと直接つながっている「光回線終端装置(ONU)」や「ひかり電話対応ホームゲートウェイ」はNTT東日本・NTT西日本のレンタル品です。一方で、無線LANでスマートフォンやパソコンを繋ぐために使っていた「Wi-Fiルーター」は、GMOとくとくBBやOCN、BIGLOBEといった各プロバイダから個別に無償レンタルまたは提供されたものであることが大半です。
NTTの返却袋にプロバイダのルーターを同梱して発送してしまったり、逆にプロバイダ宛てにONUを送ったりしてしまうと、受取拒否による返送や捜索の手間が生じ、返却期限を過ぎてペナルティの対象となる事例が頻発しています。梱包前に必ず本体型番とロゴ(NTTマークか、プロバイダ・メーカーのロゴか)を確認してください。

【返却キットの真相】NTT東日本とNTT西日本で異なる送付先と届かない時の対処法
解約受付が完了すると、NTTから契約住所宛てに専用のドコモ光 解約 返却キット(回収袋または返却用段ボール箱)が届きます。これを用いて機器を送り返すのが標準的な手順ですが、地域や回線の状況によって仕様が異なります。
まず、NTT東日本エリアでは、解約完了から数日〜1週間程度で「返却用伝票(着払いゆうパック等)」が印字された専用の返却袋が郵送されてきます。一方、NTT西日本エリアでは、同様に専用の回収キットが送付されますが、配送業者やキットの仕様が時期や地域により一部異なる場合があります。
ネット上の口コミで「NTT西日本 回収キット 届かない」「東日本でも解約から2週間経つのに来ない」という声が散見されますが、その主な要因は以下の3点に集約されます。
- 撤去工事が予定されている場合:派遣工事(作業員が自宅に来る撤去作業)がある場合、作業員がその場でONUを直接回収するため返却キットは発送されません。
- 事業者変更(他社光コラボへの乗り換え)の場合:ソフトバンク光や楽天ひかり等への事業者変更では、NTTの光回線設備をそのまま引き継ぐため、ONUの返却自体が不要となります。
- 解約日指定が未来の日付になっている場合:月末解約などの予約をしている場合、返却キットは解約確定日の直前または解約日以降にしか発送されません。
もし無派遣解約(工事なし解約)で解約日を過ぎて10日以上経過しても返却キットが届かない場合は、住所不備や発送手違いの恐れがあります。速やかにドコモ インフォメーションセンターまたはNTTの機器返却窓口へ連絡し、再送を依頼するのが確実です。
【徹底比較】機器ごとの返却先・送料負担・梱包ルール一覧
返却時の送料負担や梱包手順における混乱を防ぐため、機器別の詳細要件を以下の比較表に整理しました。ドコモ光 レンタル機器 着払いの適用範囲とプロバイダごとの違いを明確に把握しておくことが重要です。
| 返却対象機器 | 返却先・送付形態 | 送料負担・伝票種別 | 返却期限と注意点 |
|---|---|---|---|
| ONU / ホームゲートウェイ(NTTロゴ入り機器) | NTT東日本またはNTT西日本の指定返却センター | 完全無料(着払い) 専用キットに同梱の印字済み伝票を使用 | 解約成立後おおむね14日以内。電源アダプタと光コードも必須同梱。 |
| プロバイダWi-Fiルーター(無償レンタル品) | 各契約プロバイダの物流センター(GMO、OCN等) | 原則自己負担(元払い) 一部プロバイダは一定期間利用で返却不要(プレゼント化) | 解約月の翌月20日前後まで(各社規定による)。元箱または自前の段ボールで梱包。 |
| ドコモテレビターミナル等(映像系レンタル) | ドコモ指定の機器回収センター | 着払い(専用伝票使用) | 解約後速やかに返送。リモコンやHDMIケーブルの欠品に注意。 |
光回線終端装置の梱包方法としては、NTTから届いた回収袋に「本体」「付属のACアダプター(電源コード)」「光ファイバーコード(両端が緑や青のコネクタになっている細い線)」をすべて入れます。コネクタの先端は非常に繊細なガラス繊維でできているため、無理に折り曲げず、円を描くように束ねて袋へ収めてください。

【実態検証】未返却時の高額違約金請求とユーザーが陥るトラブルのリアル
「たかが古いモデムだから放置しても大丈夫だろう」という油断は禁物です。通信各社の利用規約には機器未返却に対するペナルティ条項が明確に規定されています。
ドコモ光およびNTT東西の規定に基づき、返却期限(解約後14日前後)を過ぎても機器の返却が確認できない場合、複数回にわたる電話連絡や督促状が届きます。それでも無視を続けた場合、「機器損害金(実質的な未返却違約金)」として約10,000円〜30,000円程度の高額請求が実行されます。
総務省の消費者相談データやネット掲示板の相談事例を分析すると、以下のようなパターンで違約金請求に発展しているケースが顕著です。
「引っ越しのドタバタでONUを新居の段ボールの底にしまい込み、存在を忘れていた」「解約したつもりでいたが、本体だけ返して電源コードを入れ忘れたため未返却扱いになっていた」「プロバイダのルーター返却が必要だと知らず、契約満了時に突然11,000円の弁償金を請求された」など、悪意のない失念による損失が後を絶ちません。
督促が発生してから慌てて探しても見つからず、結局弁償金を支払う羽目になるケースが多いため、解約を決めた時点で付属品一式を一箇所にまとめておく危機管理が求められます。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|事業者変更・引っ越し時の特例
ネット上の情報では「解約=必ずONU返却」と短絡的に語られがちですが、これには例外が存在します。代表的なのが事業者変更と移転(引っ越し)のケースです。
他社の光コラボレーション(光コラボ)へ乗り換える「事業者変更」の場合、NTTの光回線設備をそのまま流用します。そのため、事業者変更 ONU そのまま利用する形となり、NTTのONUやホームゲートウェイを取り外して返却する必要はありません。この場合、返却が必要になる可能性があるのは「旧プロバイダから借りていたWi-Fiルーターのみ」です。これを誤ってNTTに送ろうと探しても、そもそも回収キットは届きません。
また、ドコモ光の引っ越しに伴うONU交換についても注意が必要です。東日本エリア内・西日本エリア内での同一品目移転であれば機器を新居へ持参して継続利用するケースもありますが、東日本から西日本へのエリア跨ぎの移転や、1ギガから10ギガへの速度変更(品目変更)を行う場合は、旧拠点のONUを一旦返却し、新拠点で新しいONUを受け取る完全交換の手続きとなります。
自分が「純粋な解約」「事業者変更」「移転」「品目変更」のどれに該当するのかを明確に区別することが、返却トラブルを回避する第一歩です。
【プロの結論】解約手続きにおける心理的摩擦を防ぐ判断基準
通信サービスの契約解除においてトラブルが発生する根本原因は、人間の認知特性にある「先延ばしバイアス」と「複数業者間の責任分界点の見えにくさ」です。契約時はワンストップでスムーズに案内されるのに対し、解約時は「回線設備(NTT)」と「接続サービス(プロバイダ)」の境界線が急激に浮き彫りになり、利用者に認知負荷がかかります。
機器返却を確実に完結させるための判断基準は極めてシンプルです。「回線機器は着払いですぐにNTTへ、Wi-Fi機器は元払いでプロバイダの条件を確認して即日発送する」という2系統の行動タスクを解約当日にカレンダーへ組み込んでください。回収キットが届いたその日のうちに梱包し、コンビニや郵便局から発送手続きを済ませることが、予期せぬ違約金リスクを完全にゼロにする唯一の防衛策です。

【ドコモ 光 onu 返却】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:光ファイバーコードや電源アダプタを紛失した場合はどうすればいいですか?
A1:本体以外の付属品(ACアダプタ、LANケーブル、光コードなど)を紛失した場合でも、まずは手元にある本体と残りの部品を返却キットに入れて返送してください。一般的なケーブル類であれば軽微な欠品として不問とされるケースもありますが、特殊な機器やアダプタの欠損については後日実費相当額が請求される場合があるため、見当たらない場合は発送前にドコモまたはNTT窓口へ自己申告することをおすすめします。
Q2:ドコモ光のモデム(ONU)返却伝票は着払いですか?送料はかかりますか?
A2:NTTから送られてくるONU返却キットに同封された返却伝票は「着払い」です。契約者が送料を負担する必要はありません。ただし、プロバイダから個別にレンタルしているWi-Fiルーターの返却については、各プロバイダの規約により契約者側の「元払い(自己負担)」となるケースが多いので注意してください。
Q3:返却キットを使わずに手持ちの段ボールで直接NTTへ送ってもいいですか?
A3:勝手に任意の住所へ元払いで送ることは避けてください。NTT東西の機器返却センターはバーコード伝票と契約者情報をシステムで自動照合して受領処理を行っています。指定の返却伝票以外で送ると、照合が遅れて未返却扱いになったり、受取拒否で荷物が戻ってきたりするリスクがあります。必ず正規の返却キット・伝票を用いて発送してください。
まとめ:スムーズな機器返却で無駄なペナルティをゼロにするために
ドコモ光の機器返却は、「NTT機器(ONU・モデム)」と「プロバイダ機器(Wi-Fiルーター)」の送付先・送料ルールの違いさえ押さえておけば、決して難しい手続きではありません。
返却キットが手元に届いたら、中身の機器と付属品一式を速やかに同梱し、指定の配送業者へ引き渡すだけで完了します。未返却による思わぬ違約金請求や発送トラブルを防ぐためにも、解約後は放置せず、本稿のチェックリストに沿って迅速に対応を完了させましょう。 (出典: ドコモ 光 onu 返却(Yahoo!ニュース))